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気管支炎が恐い・・・

今朝方の咳は深かったので、人前ではあんな咳したら恥ずかしいぞ!ってぐらいのものだった。周りにも迷惑をかけまくるのではないか?周りのひとはうつされるんじゃないか?って警戒しそうな大げさな咳が出る・・・ゴホゴホっていうよりもゴホーーーー!!に微妙にヒューが入るよなかんじ・・。(^^;;

ということで、2年ほど前に気管支炎をやったときに、ゴホン!っと深い咳をした後に、息がまったく入ってこなくなるという症状を経験してから、この手の咳が恐怖になった。息が入ってこなくなるということは、すなわち身近に「死」を意識するからだ。
あのときには本当に恐かった。夜中にゴホン!と一度咳をしただけで、息が出来なくなり、必至で息を吸おうとしても全く入ってこない恐怖、そして背中をドンと叩けば気道が開くのでやってみればと言われて、壁に背中からドンとぶつかってみたりしたが、ぶつかった振動で息が出てしまうけれども、いっこうに吸えないのでさらにパニックになり、恐怖が増す・・。一人なのでものすごく心細く恐い。

この恐怖は経験した人でないと分からないと思う。
前に医者に行ったとき、このことを訴えたが、まったく軽くいなされてしまい、大げさにいっているんだろう・・ぐらいなことだった。ちょっと頭にきた覚えがある。
今、息が止まりますかね?って言われて、すぐにそんな発作が出るわけないじゃないか!と思ったし、そんな風に自分の症状をコントロールできたら苦労はせんわい!と思った。
その時には、約半月ほどにかけて息が止まる発作が何度があったため、咳が恐怖になった。
すなわち風邪を引くのがものすごくヤバイってことだ。

なので、ずっと気をつけてきたのだが、今回の仕事の忙しさでついに風邪を引いてしまい、前の症状にかなり近くなってきた。吸っても息がいつもより入ってこないようなかんじがする。
連続して息をしても、すっきりしない。など、、前のような恐い状態になる前にと思い、さっそく病院に行ってみた。すると、今回は面白かったのが、指先を小さな機器で挟むだけで、体内の酸素濃度が計測できるという優れものの医療機器パルスオキシメーター

これを見たのは初めてだったが、酸素濃度を計測するには、いちいち採血しないと出来ないものだと思っていたが、これは指先の色で(ヘモグロビン)計測できるのだそうだ。
素晴らしい!計測するのに2秒もかからなかった。
特に、気管支炎とか喘息の人とか、いびきをかくひとは酸素不足になりがちなので、こういったもので体内酸素を計測するのだそうだ。
ということで、私も息苦しいと訴えたため、早速、若くはつらつとした先生が「じゃ、これで計測してみましょう」と指にはめてくれた。
結果・・・「99」
「あ~まったく正常値ですね。これだと僕よりも酸素濃度が高いですよ!」だそうで・・・
「息苦しいというかんじがしているかもしれないれど、しっかりと酸素は吸収できているんでダイジョウブですね。」といわれた。ちょっと恥ずかしい気持ちもありながら、そーか、、、私はいつもヨガの呼吸法をやっているので、もしやそれの効果があるのか?などと思ったりなんかしたが、、、?あまり関係ないか?

※正常値「97~100%」(他にもいろいろな数値が出されているが・・ほぼこの数値かと)
95以下だと呼吸不全の疑いがあり、90以下になると酸素不足でチアノーゼなどの症状が出るそうだ。

ということで、息がはいってきづらい、という気持ちはありながらも、正常値です!と言われて安心し、気管拡張、鎮咳・去痰&胃薬、、の対症療法薬をもらってきたので、安心。
特にこの気管拡張の薬・・・これが安心だ!
なにせ前に恐い思いをしているので、少しでもそういった症状に近くなってくると極端に恐いのであった。まぁいわゆる防衛本能というやつだ。

小さい頃に「牡蠣」を食べて、ものすごいあたりかたをしてしまい、死ぬほど辛かったことがあった、それまでは牡蠣は美味しく食べていたのだ。しかし牡蠣にあたってからは、その後、どうしても牡蠣を食べることが出来なくなった。安全だといわれても、フライであげてあっても、何をしても、これを食べ物としてみることが出来なくなってしまった。

これも過去の経験からくる防衛本能というやつなのでしょう。
人間、恐い思いをすると、こんな風に警戒警報発令状態になり、少しのことでも過敏になってしまうものですね。ということで、今日は薬を飲んで少しでも咳を静めるよう安静におとなしくしているのでした。

by 135215 | 2005-10-11 16:18 | 雑談