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チェルノブイリから学ぶ子供の守り方

今回は、私のmixiでのマイミクさんである、天気さんの書かれた日記全文をここにコピペします。
とても参考になります。


----------------------------------------------------------------------------以下コピペ全文

チェルノブイリの事故が起きたとき、住民は強制的に、年3mSv以下の地域まで移住をさせられました。

当時は8年ぐらい経てば(20mSvを超えるので)、一部の子供ががんになるだろうと思われていたようですが、それが3年(9mSv)で子供ががんになり、さらに何人もがんになりました。

今関東は、年3mSvの放射線量になっています。この現実を受け入れて、対策をしてきませんか。



こちらの動画をみてください。

■2011年 5月21日(土) 東京都豊島区
(主催 NPO自然育児友の会)
 NPO法人『チェルノブイリのかけはし』代表 野呂 美加

【1】「いま、子どもたちを守るために知っておきたい放射能のこと」1/7
http://www.youtube.com/watch?v=Vn1VtTHcajQ&feature=related

【2】「いま、子どもたちを守るために知っておきたい放射能のこと」2/7
http://www.youtube.com/watch?v=Cm4nihjXLpA&NR=1

【3】「いま、子どもたちを守るために知っておきたい放射能のこと」3/7
http://www.youtube.com/watch?v=_n62fzxvBKQ&feature=related

【4】「いま、子どもたちを守るために知っておきたい放射能のこと」4/7
http://www.youtube.com/watch?v=K8r-9BCNG6o&feature=related

【5】「いま、子どもたちを守るために知っておきたい放射能のこと」5/7
http://www.youtube.com/watch?v=wmsHz1iaxN0&feature=related

【6】「いま、子どもたちを守るために知っておきたい放射能のこと」6/7
http://www.youtube.com/watch?v=F3N63Dqx8ok&feature=related

【7】「いま、子どもたちを守るために知っておきたい放射能のこと」7/7
http://www.youtube.com/watch?v=9nGQWeA26gI&feature=related




■2011年 5月22日(日) 東京都小金井市
 NPO法人『チェルノブイリのかけはし』代表 野呂 美加

1-13【子供と健康力】放射能から子供達をまもろう! 講演 野呂美加さん
http://www.youtube.com/watch?v=PHR8MyUy04w&feature=related

2-13【子供と健康力】放射能から子供達をまもろう! 講演 野呂美加さん
http://www.youtube.com/watch?v=iTWbDHOW1tY

3-13【子供と健康力】放射能から子供達をまもろう! 講演 野呂美加さん
http://www.youtube.com/watch?v=EfBK1CWmup0&feature=related

4-13【子供と健康力】放射能から子供達をまもろう! 講演 野呂美加さん
http://www.youtube.com/watch?v=zb6Gvlytseo&feature=related

5-13【子供と健康力】放射能から子供達をまもろう! 講演 野呂美加さん
http://www.youtube.com/watch?v=ewEC7n628oA

6-13【子供と健康力】放射能から子供達をまもろう! 講演 野呂美加さん
http://www.youtube.com/watch?v=VJclVAcvvV8

7-13【子供と健康力】放射能から子供達をまもろう! 講演 野呂美加さん
http://www.youtube.com/watch?v=8ATEp8tTl5A

8-13【子供と健康力】放射能から子供達をまもろう! 講演 野呂美加さん
http://www.youtube.com/watch?v=TlndBP3dIow

9-13【子供と健康力】放射能から子供達をまもろう! 講演 野呂美加さん
http://www.youtube.com/watch?v=uDRrLpfICR4&feature=related

10-13【子供と健康力】放射能から子供達をまもろう! 講演 野呂美加さん
http://www.youtube.com/watch?v=riFewDZN1kg

11-13【子供と健康力】放射能から子供達をまもろう! 講演 野呂美加さん
http://www.youtube.com/watch?v=a0aBPzrDZ9Y

12-13【子供と健康力】放射能から子供達をまもろう! 講演 野呂美加さん
http://www.youtube.com/watch?v=GfvIlsYw2ss&feature=related

13-13【子供と健康力】放射能から子供達をまもろう! 講演 野呂美加さん
http://www.youtube.com/watch?v=5xw9h3VbVzU




■動画が見れない人の為に、一部文字にしますと


チェルノブイリでは、原発から30キロは、0.232μSv/時であり、立入禁止にしています。
チェルノブイリでは、日常でも0.16μSv/時でも危険と認識しており、事実として、大人が白血病になって亡くなっています。

放射能は、鉄やコンクリートを酸化させ腐食させますが、人間の老化を進めたり、病気にしていきます。
そして、その影響は2~3年をかけてゆっくりと影響が出てきます。

ホットスポットは、最初は分からなかったが、子供たちが大量に病気になる地域を後から調査すると、チェルノブイリから200キロ、300キロと離れた地域に、チェルノブイリの近辺と同じぐらい汚染された場所があることに気がつきました。

ヨーロッパでは、チェルノブイリの研究結果から、原発から800キロは汚染を想定するというのが基本となっています。

チェルノブイリでは、放射能で汚染された作物を、子供の給食にして食べさせるという恐ろしいことをしたために、子供の7割が何らかの健康被害になりました。それは、世代を超えて、チェルノブイリの子供が親になったとき、その子供にも引き継がれています。

放射性物質は、カルシウム等の栄養と似ているため、母親は、子供にたくさん与えようとします。母乳に出やすいのはその為で、第一子を産むときに、第一子に放射性物質を大量に受け継がせ、母親は健康になり、子供は重度の先天性障害者になることも多いようです。


世界は、この放射性物質の危険を十分知っていますので、日本のやることを見ています。子供を見捨てて、命を粗末にするような国のことを信用する国はありません。
また、基準を緩めるような国のものを買いたいと思う国はありません。
風評被害は、政府と東京電力が作っています。


農家の人が汚染をしながら農作物を作らせるのも辞めさせてあげないといけないし、補償をし、新しい安全な農地を提供することを考えないといけない。

チェルノブイリでは、党員や、医者や看護師、先生等は、引越しをしても生きていける為、避難をすることができましたが、貧しい人たちは、避難ができませんでした。





■残された子供たちに起きた症状は下記がありました。

頭痛、鼻血、下痢、甲状腺トラブル、背が伸びない、風邪がなおりにくい、
すぐ肺炎になる、リンパ腺のはれ、
腎臓が痛い、(放射能がでていくから汚染もされる)腎臓がん
ひざの裏が痛い、関節痛、傷が治りにくい
ぜんそく、抜け毛、髪の毛がのびない
視力低下、食欲不振、集中力がない、疲れやすい、心臓が痛い
抵抗力が落ちる

授業は25分授業になり、腎臓が弱いので、お漏らしをする小学生もいます。

大人になっても下記の症状がありました。
心筋梗塞が増える、突然死が増える、30代の若い人が死ぬ
セシウムが心臓にたまる、排出されても、また食べて体に入る
心臓に小さい穴があり、徴兵が免除される

チェルノブイリの2世に関しては、下記の症状があります。
ご飯を自分の力で食べるのが遅い、脳のどこかに損傷がある
腎臓の手術もしている、健康でもなく、障害でもないが、普通と違う子が多く親は育てられないので里親にだしている。普通のお母さんには育てられない。

といったことが起きています。


ここまでざっくりと文字にしましたが、PCがある人は、ぜひ動画を直接見てください。
もっと気がつくことがあると思います。





■私なりに対策をまとめますと

【対策1】
政府や自治体に対して、放射能の安全基準を、事故の前に戻してもらう運動をしていく。これは、子供を守るだけでなく、日本という国を世界に信用される為でもあります。
放射能をゆるい基準にした国は、世界中から恐れられ、子供を見捨てる行為の嫌悪と、あらゆる物に放射能が含まれる可能性の恐怖から、不買運動をされ、日本経済が成り立たなくなります。


【対策2】
子供の被ばくを減らす為、物理的に高い放射線量から離れる。
内部被ばくで体に放射線量が計測されたとしても、保養として、1ヶ月安全な場所に疎開をすると、体に放射線量が計測されないで0になるというのが25年の経験で分かっています。
なので、毎日何年も浴び続け、吸い続けるのではなく、保養、疎開をして、体の放射線量を減らしましょう。

高い放射線量の場所には近づかない。除染をしていく。


【対策3】
人間の体は、酵素によって、食べ物を消化(消化酵素)し、体の中の傷ついた細胞を治します(代謝酵素)。

被ばくをしている間は、放射線によって、DNAが切断されますが、代謝酵素で治療をしています。それにより、体の中の酵素が減ります。
酵素は体の中でも作られますが、食べ物から取って補充をするのが有効です。
酵素が含まれない食べ物を食べると、消化酵素に力を使う為、代謝酵素が弱まり、細胞の治療ができなくなります。
また、代謝酵素で酵素が欠乏すると、食べ物が食べれなくなります。

そこで、酵素が含むものを食べていきましょう。

酵素は生きたものに入っています。
みそ(醸造)、しょうゆ(醸造)、ぬかづけ、おつけもの 発酵したもの
生野菜、果物、バナナ、りんごペクチン等

バナナは、少し黒くなったものを食べると良い。
酵素があって20分ぐらいで消化していく

酸化したもの、油であげたものを食べると、体の中の酵素を消費しますのでスナック菓子等は避ける。


【対策4】
子供には笑顔で接する。笑顔は栄養で、免疫力を向上させます。
お母さんは、物理的な被ばく対策を子供にしながらも、真剣で怖い顔ばかりせずに、顔は笑顔で子供に接しましょう。
放射能を調べたり、勉強したり、自治体に電話をしたりしながらも、笑顔で強く生きる。
精神的に今より強くなることはとても大切です。
※ただし笑顔だけを心がけて、放射能に無関心になってはいけません。対策をしながら笑顔です。


■お父さん、お母さん、子供を思う大人のみなさま。
みんなで情報発信と、できる対策をして、みんなで子供たちを救っていきましょう。

今、気付かない人たちは、いつか気付きます。その人との関係で悩んで時間を使うより、気付き始めている新しい人と接点を持ち、勇気と自信をもって、広げていきましょう。

# by 135215 | 2011-05-30 20:08 | 原発関連記事について

【スクープ 東電内部文書入手!「フクシマは止められない」】

【スクープ 東電内部文書入手!「フクシマは止められない」】
 国民にはとても言えない

事故収束までの「ロードマップ」には、決定的に抜け落ちている視点がある。現場で作業にあたる東電熟練社員の被曝量が、どんどん蓄積していくことである。このままだと、現場に人がいなくなる。

■どんどん被曝していくので

 手元に、東京電力の幹部が「社内討議用」として作成した一通の文書がある。

 文書のタイトルは、「福島第一原子力発電所安定化に向けた被ばく管理について」とされ、【重要】と付記されている。

〈福島第一原子力発電所安定化に向けた工程を遂行するために、当社では保全・土建関係の要員を中心にした300人規模の復旧班を編成し、対応体制を構築。

・これまでの被ばく量に加え、これらの要員が高被ばく線量となる見込み。

・このうち保全要員については、他の事業所からの要員を交替・補充し、全社要員の2/3にあたる600人体制で実施した場合には2012年1月に、全社要員(950人)を総動員した場合には2012年11月に、それぞれ平均100ミリシーベルトを超えると予測〉

 東京電力は4月17日に「福島第一原発・事故の収束に向けた道筋」(通称・工程表)を発表し、6~9ヵ月後に各原子炉を冷温停止状態に持っていく、としていた。

 内部文書によると、現在その作業にあたっている「復旧班」の保全・土建関係社員が近々、累積の被曝量がかなり高く危険な状態に至ると懸念している。

 問題は交替要員だが、その数にも限りがある。とくに問題なのは保全を担当する社員で、ほかの発電所で同様の作業に従事する社員をかき集め、全社の3分の2にあたる600人を福島に送り込んでも、'12年1月、つまり来年早々にはその全員が累積被曝量100ミリシーベルトを超える。

仮にほかの発電所の保全を無視して、社内の要員のすべて=950人を福島第一に送り込んでも、来年末にはやはり全員が高被曝者となる。

 それならば、あらたに保全要員を養成すればよいのでは、と考えるが、そう簡単にいかないと文書は指摘している。

〈現場作業に精通した熟練社員は平均値以上の被ばく線量となる見込み。(これらの熟練社員は最短でも10年の育成期間が必要)〉

 熟練社員の養成には、10年もの時間が必要だというのである! 作業に精通した社員ほど、前線で働く機会がどうしても多くなり、その分、被曝量も増える。その先のシナリオはどうなるか―文書の暗示するところは、背筋の寒くなるような事態だ。

〈600人、950人いずれの体制でも被ばく線量に関わる緊急時の扱い(250ミリシーベルト)は遵守できるが、柏崎刈羽原子力発電所などを維持する為の要員は通常時の扱い(100ミリシーベルト/5年)に抵触するため、その後放射線管理下の業務に全く従事できなくなり、発電所の安定運転が確保できなくなる〉

 厚労省は原発で働く作業員に許容される被曝量を、福島第一の事故復旧作業に限り、250ミリシーベルトに引き上げたが、他の原発ではいまも100ミリシーベルトが上限許容値である。仮に社内の全保全要員を福島に投入すると、早晩他の原発の「安全運転」が不可能になる。それを避けようとすると、今度は福島の復旧作業に割く要員がいなくなる。

■実はいま、東電社内でもっとも懸念されているのが、この人員確保の問題なのである。

「福島第一の吉田昌郎所長は、東電本店が政権の圧力のもと勝手に工程表を発表したことに怒りを感じています。『(工程表に合わせるための)無理な作業はしない。(工程表を)気にしていない』と周囲に語っている。要するに、相手にしていない、ということです。

 4つの原子炉のうち、1号機で使用されていた燃料はかなり古く、溶融はしていても再臨界の恐れはほとんどない。12日には、燃料が溶け、圧力容器に穴が開いていることが発覚したが、外付けの冷却装置の工事は進んでいます。そのあと、3号機、4号機と進み、最後に問題の2号機ということになるでしょうが、そこまでにどのくらいの時間がかかるか見当もつかない。工程表が言うような、一律で6ヵ月という単純な話ではないんです」(福島第一の内情を知る関係者)

■働ける人がいなくなる

 吉田所長ら「現場」の感触としては、収束までには工程表で示された以上に時間がかかるのは確実。その間に、熟練社員の被曝量はどんどん上がっていく。

「政府によって250ミリシーベルトの被曝まで許容されていますが、吉田所長は社員の安全や今後のほかの原発での作業を考えると、100ミリシーベルトを超えた者は交代させたいと考えている。実際、所長判断ですでに福島を離れた者もいます」(前出の関係者)


 吉田所長本人は、事故収束まで現場で腰を据えて頑張るという決意を固めているようだが、ほかの社員には必要以上の被曝をさせたくない。収束までの時間が長引けば長引くほど、「要員が底をつく」Xデーが近づくことになる。

 4月22日に福島第一原発内に入り、吉田所長と直接、協議した独立総合研究所社長の青山繁晴氏はこう話す。

「作業員の確保は、いま吉田さんがもっとも心配している事柄のひとつです。津波対策用の防波堤と、5号機、6号機地下の湧き水の問題は公になり、対策が始まりましたから、次はこの問題を心配しています。これについて、一緒に知恵を出し合いませんか、という相談も受けています。

 私が現場に入ったときも、明らかに高齢の方がいました。定年でいったん辞めたが、自分の志で戻ってきたということでした。今後は、こうしたOBや、スリーマイル事故の経験のあるアメリカをはじめ外国人技術者の力を活用することも検討しなければいけないでしょう」

 社内文書では、社員だけでなく協力企業の作業員確保についても先行きを懸念している。

〈協力企業の状況

・年度内は各社が設定した緊急時の被ばく管理値内で収まる見込み。

・福島第一安定化に要する要員は今年度内1万4400人程度(一日平均1200人)と想定。

・被ばく線量を平均50ミリシーベルトに収めるためには、さらに1万9500人程度の補充要員を加えたローテーションが必要。

・当社と同様に、他の現場では通常時の扱いが適用されて、作業ができなくなることから、雇用の継続に不安を持つ社員が多い、代替要員の少ない作業指導者(現場代理人)の被ばくをいかに抑えるか苦労しているとの意見が多数〉

 やはりここでも、被曝許容量を超えてしまうことで他の施設で働けなくなる不安、さらに「作業指導者」、つまり現場指揮官の被曝量がより高くなるため、それを避けるのに苦労しているという。

 対策としては工事の遠隔化、自動化、被曝量を細かく管理して、2~8交替制をとって長時間、高い放射線を浴びることを避ける、などが考えられているという。しかし、いくらこうした対策をとったとしても、現場にいる時間が長くなれば被曝量が蓄積してくるのは避けようがない。前出の青山氏が指摘するように、すでに東電社内では外国人労働者や、OBの徴用などが検討されている。

■事故は現場で起きている

「外国人といっても、誰でもいいというわけではなく、ちゃんと英語が通じて、ある程度の技術力があり、当社の指示に従って働くことのできる作業員。また、OBもあくまで自由意思での参加になると思いますが、10人のうち1人くらいが手を上げてくれれば本当に助かるんですが・・・」(東電幹部)

5月6日から福島第二原発内の宿舎に入り、東電社員らと面談した愛媛大学大学院・谷川武教授は現状をこう報告している。

「4月25日付で、福島労働局から、吉田昌郎所長に対し指示が出ています。内容は、(被曝)線量が100ミリシーベルトを超える方、もしくは1ヵ月間、原発で緊急作業に従事した方に対して、速やかに健康診断をするように、ということです。診断の中身は、血液検査もありますが、心身の両面について留意するように、ということでした。

 私たちはその指示に基づいて、診察をしました。今後は産業医の先生方のフォローをお願いしたい」

 宿泊所となっている福島第二の体育館は540畳の広さがあり、そこに200~340人が泊まっている。基本は4勤2休で、風呂などの設備はようやく改善され、近く30台のシャワー設備が体育館に設置される予定だという。

 今後は暑さ対策で冷房を入れる必要があるが、外気を取り込まないで温度を下げる仕組みを作れないか、検討されている。谷川教授によると、いま心配されているのは疥癬虫などへの感染だという。

「4月に発表された工程表は、東電本部の事務方と、細野豪志首相補佐官らが中心になってまとめた『政治文書』。現場の実情が考慮されていません。日々被曝し、線量が蓄積している社員の替えは、なかなか見つからない。そのことを考えずに、机上の空論だけ操ってもうまくいくはずがないでしょう」(別の東電幹部)

 現実から目を背け、耳触りのいいことだけを公表しても、もう誰も信用しない。欲しいのは、正確な情報と、冷静かつ合理的な対応力だけである。

2011年05月23日(月) 週刊現代
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/5678


今、小出助教が参議院で参考人として意見を発表しました。とてもよかったです。
しかし、今の日本でこのような取り返しのつかない事故が起こってしまったこと思うと、
危険を長年訴え続けてきた小出助教の今までの思いはいかばかりかと・・・思います。

# by 135215 | 2011-05-23 18:02 | 原発関連記事について

原発がどんなものか知ってほしい(原発で20年働いていた現場責任者の訴え)

【原発がどんなものか知って欲しい 】平井憲夫

今の戦後最大の国難といっても過言ではない今の状況にあり、未だに原発を全撤廃するといわず、いまだ更にこの悪魔の発電マシンを使い続け、推進しようという、そうしなければ日本経済が回らなくなるなどという洗脳されてしまった方々にもぜひ読んでいただきたいです。

私は311までは無関心、無知であったのですが、その後、どんどん悪化していく原発事故の様子そして、その後の政府・東電の不誠実な対応に、これは何かがおかしいと思うようになり、調べるようになりました。
そこで当初見つけたのがこの原発での被曝により癌に罹患し、その後亡くなった平井氏の最後の告発であり、真実の訴えです。
少し長い文章ですが、最後までぜひとも読んでください。

■内容全てページを全て読む場合はこちらをどうぞ。
【原発がどんなものか知って欲しい 】(全)
http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html

<もくじ> ※こちらは項目ごとに見ることが出来ます。
1、私は原発反対運動家ではありません
2、「安全」は机上の話
3、素人が造る原発
4、名ばかりの検査・検査官
5、いいかげんな原発の耐震設計
6、定期点検工事も素人が
7、放射能垂れ流しの海
8、内部被爆が一番怖い
9、普通の職場環境とは全く違う
10、「絶対安全」だと5時間の洗脳教育
11、だれが助けるのか
12、びっくりした美浜原発細管破断事故!
13、もんじゅの大事故
14、日本のプルトニウムがフランスの核兵器に?
15、日本には途中でやめる勇気がない
16、廃炉も解体も出来ない原発
17、「閉鎖」して、監視・管理
18、どうしようもない放射性廃棄物
19、住民の被曝と恐ろしい差別
20、私、子供生んでも大丈夫ですか。たとえ電気がなくなってもいいから、私は原発はいやだ。
21、原発がある限り、安心できない

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筆者「平井憲夫さん」について:
1997年1月逝去。
1級プラント配管技能士、原発事故調査国民会議顧問、原発被曝労働者救済センター代表、北陸電力能登(現・志賀)原発差し止め裁判原告特別補佐人、東北電力女川原発差し止め裁判原告特別補佐人、福島第2原発3号機運転差し止め訴訟原告証人。
「原発被曝労働者救済センター」は後継者がなく、閉鎖されました。
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原発は他の諸外国がもう既に開発推進をしないことを決めているのにも関わらず、日本だけがまるで狂ったように国の威信やお金のためだけに、人の命や生き物の命を多大に犠牲にして推進しつづけています。
この狂っているとしか思えない原発のあり方について、今からでも全て廃炉にし、その後のあり方を正しく見直すべきと思います。

# by 135215 | 2011-05-22 07:22 | 原発関連記事について

野菜等の産地に配慮?

このような農水省からの通達があった模様です。以下、
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(商品 / 2011年04月07日)
農林水産省は4月5日、原子力災害対策本部において、東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う出荷制限・摂取制限の設定・解除の指示について市町村単位等県を分割した区域ごとに行うことが可能とされたことを受け、食品小売業関係団体に対し、野菜等の販売時における産地名の掲示等について配慮するよう要請した。
市町村単位等県を分割した区域ごとに行う出荷制限等への対応について
http://www.maff.go.jp/j/press/soushoku/ryutu/pdf/110406-01.pdf

http://www.ryutsuu.biz/commodity/d040705.html

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といういことですが、この「ご配慮」というのはいったい??要するに売る側のほうが風評で苦しんでいるが故に配慮をして産地を見えないようにしてください。といういことでしょうか?
う~ん・・・・そうですよね・・。

今野菜の基準値など色んな基準値を引き上げている政府ですが、これはどうなのかなぁ??
確かに産地の方々のほうはそれで売れればいのかもしれませんが、本当にちゃんとした基準値が守られているものならいいのですが、このところの政府の対応を見ていても基準値を勝手に上げたり下げたり、、っていうか下げるのは無いですね、、
いずれにせよ、今までは放射能濃度など関係なかったものがいきなり口に入ってくる食料に含まれるようになったということは、単純に野菜で基準値以内であったとしても、それ以外のものにも含まれてしまう可能性が多くあるので、結果として多くの被曝したものが身体の中に蓄積していくということになってしまうのではないかと思います。
そこが問題なのですが、ひとつひとつの基準値を守っているからそれでよいとは単純に考えられないですね。
なんて事態になってきたんだろうか?
でも、私は千葉のほうれん草なんて食べてしまいました。(そのときには汚染されているとは全く知らず・・・)おいしかったですが、今思うと、あれもかなり放射性物質はふくまれていたのかなぁ?とか思ってしまいます。
今のところ特に健康被害はありませんけどね・・・

まぁ放射線に関する感度は子供ほど高く、年齢に反比例していくようなので、年齢が高いほど障害が出る大きさや可能性は低くなるようです。問題は育ち盛り、食べ盛りの子供たちですよね。

# by 135215 | 2011-05-21 16:13 | 原発関連記事について

元東電社員の方の証言




http://www.youtube.com/watch?v=wlaAVvpIG-k&feature=player_embedded

元東電社員といってもこの方は10年前に東電を退社された方だそうですが、東電を辞めた理由やどういう会社だったか話してくれています。

話しの概略-------------------------

震災のとき(3.11)には、福島原発の1号機より15キロほどの真西に住んでいたそうで、地震の次の日に1号機が爆発したときには、もう地震→津波→炉心溶融は予測していた。

その後、原発から35キロの嫁の実家に避難した後、栃木県の那須の親戚宅に退避して3週間ぐらいいたものの体調等よくなかった。
自分の放射能被曝量を積算で計算をすると20ミリシーベルトぐらい浴びたと思われる。
国際標準の被曝上限の1ミリシーベルトの20倍の量をたったの3週間ぐらいで浴びてしまった。
その時には具合悪くなり、栃木の那須に逃げて4日目ぐらいから鼻水が出てきて、鼻血が止まらない、喉が痛いなどの「低線量障害」の症状が出てしまったのだそうだ。
その後に高知県の県営住宅無料開放に応募して高知にやってきた。→今に至る。

Kさん曰く「東電、政府、原子力安全委員会も「全く問題ないといっていますが、まったく問題あります」
元は国の原子力研究所いて放射線の勉強もしてきて東電で働いていたが10年前に辞めてしまった。

その止めた理由は東電という会社が 「ウソ、偽り、の会社、、酷い会社です。」と言っています。

偉くなれるのは東電の原子力技術から、もしくは東大法学部から出てきたものが社長になる。官僚主義が徹底しているところだと。

例えば、東電というのは、例えば「あるものが壊れました」という場合に、壊れた理由を保安員、原子力安全委員会(お役所)に説明するために、どのように説明をしようか?というのを専用のテレビ回線をつかって、1週間、2週間も缶詰で会議をする。

Kさんはこのウソ体質が合わず辞めたが、しかし辞めるのに引き止められて3年かかった。
最後に労働組合の委員長と面談して、委員長から「どうして辞めるのか?本当の理由を教えてくれ」と尋ねられ、、Kさんは「原子力発電は斜陽・・・もう終わっている。」と言った。

「たった今使う電力のために負の遺産を未来に遺すというのは矛盾している!」と
すると委員長が「K、おまえ、気が狂ったんだ。」と言われたので、
Kさんは「アンタのほうが気が狂ってる!」というと委員長に激怒されて「おまえ、もうやめろ」と言われて辞めることが出来たそうです。

最後、東電を辞める時に850万円退職金を上乗せされ、社長に「K君、分かってるよね!」と言われて「分かってます。」としかいえなかったのでww そういった。
何を分かってるね、と言われたのか?というと、おそらく口止め料として850万円だったのだろう。

高知の人への助言
北東の風が吹いてきたら絶対に子供を雨に当てないでください。
女性、これから子供を産む人も雨に当てないように・・・。
放射能は髪の毛から吸収されやすいので、なるべく帽子をかぶって直接浴びないように。

等々・・・・話をしてくれています。

このKさん、辞めて10年経っているとはいえ、こういう話しちゃって大丈夫なのかな?とちょと心配ではありますが、でも元東京電力の方なので、貴重な話しだと思います。興味ある方はどうぞ視聴してみてください。

しかし、高知に退避して行ったんだ~、いいなぁ・・・私も帰りたいかも・・。
安心して息がしたい。してもいいだけど、不安です関東だと・・・
内部被曝・・・しゃれになりませんよね・・。

# by 135215 | 2011-05-21 15:54 | 原発関連記事について